あなたに恋をしてみました

ジャニーズJr. 阿部顕嵐くんが好きです。

Jr.ヒストリー 〜阿部顕嵐〜


同期のデビューは 眠れないほど悔しかった

俺がJr.に入ったのは中1の秋。自分ではそこまで興味がなかったんだけど、昔から「ジャニーズ系だね」って言われることが多かったらしくて、お母さんが履歴書を送ったの。オーディションにも「ケータイ買ってあげるから」って言葉につられて参加した(笑)ただ、ダンスはまったくの未経験だったから、オーディションでは全然踊れなくて、そのときはほぼ立ってるだけで終わったって感じだったな。


実際Jr.に入ってからもダンスはめちゃめちゃ苦労した。レッスンでは上手な子が前へ行けるシステムで、俺は後ろの端から、いつかセンターポジションに立ちたい!って必死だった。自分の意思でJr.に入ったわけじゃないけど、もともと人より劣るのが嫌いな性格。だから気付けばガムシャラになってた感じ。家でもよく親がいないときに鏡の前で練習してたよ。今もそうだけど、頑張ってる姿を人に見られるのはなんか恥ずかしいんだよね。ちなみに僕が受けたオーディションは新人Jr.が大量に入るタイミングだったんだ。今も残ってるのは、神宮寺(勇太)、(岩橋)玄樹、松倉(海斗)、宮近(海斗)、中村海人、(佐藤)勝利あたり。みんな仲よかったけど、どこかで敵だと思う気持ちもあったな。特に勝利がJr.になって1年でデビューして、渋谷のスクランブル交差点の看板に出たときは、「すげー!」って衝撃を受けた。「こっちはまだ世間に名前も知られてないのに、同期のあのコはもうデビューか…」って。平気なフリをしてたけど、正直、眠れないくらい悔しかった。でもそれに刺激を受けて火がついたところはあったかな。「オレも絶対デビューしてやる!」って、あらためて誓った出来事だったよ。


その後、自分の意識が大きく変わったきっかけといえば「PLAY ZONE」。12年の公演でダンスユニット・Travis Japanが結成されることになって、みんな少し浮かれてる気持ちがあったと思うの。でも、プレゾンカンパニーに入ったら周りがすごい人たちばかりで、あっという間に天狗になってた鼻は折られた。稽古中、トラビスの年下5人が集められて、屋良(朝幸)くんに「おまえら、マジでヤバいぞ」って言われたのが今も印象に残ってる。シーンとなって、このままじゃ舞台に立てないって思ったよ。僕は特に踊りがヘタだったから相当な危機感を覚えた。メンバーに後れを取りたくなくて体調の悪さを隠してレッスンに参加したり、休むヒマは1日もないと思った。そうしてみんなが心を入れ替えて努力して、今では屋良くんに「おまえらもうまくなった」って言ってもらえるまでに。プレゾンに出会って、みんな一切調子に乗ることはなくなったと思うよ。


ただ、今年のプレゾンは前日に骨折して降板したのは悔しかったな…。どうしてもあきらめられなくて、じつは「ケガを隠して出させてください」ってスタッフの方にお願いしたの。でも無理で。毎日松葉つえで劇場に通って、客席から見守ることしかできなかった。最後の打ち上げでは、そんな僕にもみんなが「頑張ったね」って言ってくれて、感激したし、あれだけ思い切り踊れる舞台もそうないから、またプレゾンがあるなら絶対に出演してリベンジを果たしたい。


今後の目標は、もちろんデビューすること!そして、いずれは海外公演にファンの人を連れていってあげられる存在になりたい。今後もし同期が先にデビューしても、「負けじと後からデビューして、抜かしてやるよ!」くらいの気持ちでいる。常に現状に満足せず、先を見つめて走っていきたいな。最後に、そんな僕を支えてくれてるファンのみんなには本当にいつも感謝してる。これからも自然体の僕でみなさんに愛を届けていきたいと思っているので、どうか変わらぬ応援をよろしくお願いします!


Wink Up '15.11